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モザイク処理の日本と海外の事情
日本ではアダルト画像のモザイク処理が必要です。海外ではモザイク処理しなくてもいいところが多いみたい。日本人である限り、日本で活動したり発表する限りはモザイク処理は必要。
モザイク処理しないと社会通念上よろしくないというもの。まあ日本国内では常識。海外だとなんで?ってなるところがあるかも。
モザイク処理しないといけないところ
重複している項目もあるけれども、丁寧に他のニュアンスでも伝わるようにメモ。
- 陰部
- 男性器、ペニス、ちんぽ、男根、肉棒
- 女性器、パジー、クント、まんこ
- 性器との接続部分
- お股の間についているものを付け根から隠す
- 精巣、金玉、玉袋、男性は竿と金玉を合わせて隠す
- 生殖器でないにしても露骨にそう見えるもの
- 人外や別の箇所にあっても、そういった形状に見えるもの
- シンプルなイラストや塗であってもけっこうそれと認識できたらだめかと
ここのサイトでは出していないけれども、男性器がついた女性のふたなりとか、女の子に見えるけど男の子な男の娘とか。これも性器なので一緒隠さないといけない。
もっとマニアックな話をすると人外のモンスターとか。ネタで描いたとかあるけれども、女性器が違うところについているモンスターとかね。要するに人に近い部位で、そこが性器なら隠そうということ。
モザイクかけるところ
社会はどうであれ、面倒にならないようにやめておきたいので自分は以下の通り。自分としてはアナルなどもモザイクかける。
- 陰部
- 男性器、ペニス、ちんぽ、男根、肉棒
- 女性器、パジー、クント、まんこ
- 性器との接続部分
- お股の間についているものを付け根から隠す
- 精巣、金玉、玉袋、男性は竿と金玉を合わせて隠す
- 生殖器でないにしても露骨にそう見えるもの
- 人外や別の箇所にあっても、そういった形状に見えるもの
- シンプルなイラストや塗であってもけっこうそれと認識できたらだめかと
- アナル、肛門
モザイクかけない例外
- 精液
- 粘液、よだれ、汗
- オイル、ローション
そもそも作らない
- 吐瀉物、汚物
- 損傷、裂傷
- 血の多いもの
- 強烈なグロテスク表現
- その他、自分が見ていて不快に感じるもの
モザイクの大きさメモ
長辺に対して1/50くらいで。
- 2001px〜2500px
- 50px
- 1500px〜1999px
- 40px
- 1000px〜1499px
- 30px
- 500px〜999px
- 20px
- 1px〜499px
- 10px
おおまかなピクセルごとに決めておくのが楽そう。サムネイルは150pxよりちいさくならないようにするとか、大きい画像を入れないように工夫するとか。
参考
- 2000px長辺:4pxを担保するためには1/500
- 1500px長辺:4pxを担保するためには1/375
- 1000px長辺:4pxを担保するためには1/250
- 400px長辺:4pxを担保するためには1/100
- 150px長辺:4pxを担保するためには1/26.66
- 【無視】100px長辺:4pxを担保するためには1/25
原寸画像が100pxより小さくなってくると今度はそれがなにかというのが不鮮明になっていくため、モザイクの心配は少なくなると思う。画像ファイルはそのファイル自体は変更しなくても、Webやアプリなど表示上では縮めることが可能であるためこの問題が起きる。モザイク情報が載せれればいいが無理だから。
つまり対処法としては
- 大きめにモザイクを作成する
- サムネイルで小さく表示しないようにする:150pxまで
- 画像を個別で拡大表示しているものは無視
モザイクの大きさはについていろいろ
イラストSNSや販売サイトなどでガイドラインが描いてあるが、鮮明に見えてしまわないように処理するにはどういった基準やサイズを設定すればいいか。描く側、または画像を生成、用意する側は処理する必要があるけれども、手間だからこういうときはこうとあまりむずかしく考えないような基準を覚えておきたいところ。
示されています。
基本的には人間の目で見て鮮明に見えるとダメ。
長辺、つまり400×600なら600のほう。1000×500なら1000のほう。
長い方を1/100のサイズをモザイク1個のブロックサイズにする。
- 400×600 = 60px
- 1000×500 = 100px
で、なおかつ400px以上というのと、最小ブロックサイズは4pxとのこと。400pxよりも小さいものは鮮明になっていくがこれは想定していないと言っているようなもの。サムネイルで艶めかしいのはうーんってなる。
長い方の1/100でいいよってことだけれども、自分はもう少し考えておきたい。
だけれどもこれ、問題はサムネイルにしたとき・画像を縮小表示したときに鮮明になっていってしまう。ぼやけて入るけれども、小さくすると艶めかしく見える。
サムネイルのサイズは想定するに150pxだとおもう。100pxにしたときに鮮明に見えてしまうとかいうこともあるがそこはもっと大きくしておく他ない。
実際そう写っているみたいで、これはようするに長辺の絶対サイズに対して、適切な割合ではなくて、サイズを指定しないとダメっぽい、でもモザイクの大きさを固定することができない。画像は1枚なんだから。じゃあどうするかというと余裕を持たせて大きくしておく他ないということでこれに至った。
400pxが基準というのは、スマートフォンなどの画面サイズだと思う。小さすぎても大きすぎても、人の目で認識できるのって、目で見える範囲だから、一番多く目にするサイズの範囲を抑えておくということだと思う。
怪我・裂傷部分のモザイク
ギャグアニメとか異世界アニメとかで結構見かける表現。裂傷している描写は昔からあったけれども、血が出るくらいだった。それが、たとえば、ホラーゲームみたいに鮮明に描写すると問題になるみたいなので、そこはモザイクを掛けるようになった模様。
まあ、モザイクを逆手にネタにしていることが多い。
大人向けのグロテスクなシーンを描写するならばモザイクはここは大丈夫だと思うけども、ちょっとエッチな思春期向けのものは、エロと同等によろしくないと思われている模様。なので、ゲーム機のソフトはアダルトがないにも関わらずR-18となっていることがある。
問題になっていないケース
同人誌内でモザイクが甘かったものでも審査が通っていたり、指摘されなければグレーだけどセーフ扱いになっている模様。ネットもそう。厳密にはダメだから隠したほうがいい。
昔のバトル系の漫画のある一場面の会場の形状が男性の勃起したそれに見える。子どもからスルとわからないし白黒だったら余計に。シビアな人からすると大問題だが、流し見たらたいしたことではないし、そう見えないと言われればそれで終わり。言われなければわからなかったレベル。でも言われるとそう見えるなってレベル。
とあるギャグ漫画のリアルな描写の首のシーン。秀逸だなぁと思った。もうそれにしか見えない。でもそれは首から鎖骨にかけてなので、筋と顎の形状が男性の勃起した裏筋と亀頭に見える。発想がすごい!天才ですな。アホだろとか天才すぎだろといろいろ感情が沸き立って吹き出してしまった。ここがこういうふうに見えるとか。
金属とか鏡とかに映り込んだアレ。もう言い訳できちゃうよねってレベル。
昔のシンプルなギャグ漫画のちんちん。有名マンガなんかふつーに出てくる。おっぱいだってアニメで出してたからその時代とかなんじゃないかなーと。
ゲームは2D時代って子どもが遊ぶって印象が強かったのかおそらく厳しかった?のでおっぱいとかでもちゃんと隠している。今でもそうだけれども。性器なんてもってのほか。
けれども、3Dになったあたりで、リアルな描写となってホラーゲームとかだと人外や形状変化したところがグロテスクの表現ということで、そうなっているみたいだけれども、もう性器に見えるものもなかには。バレてないけれども、上手に隠しているものはもう指摘できないよねってこと。